10人10色と言われるだけあって、人によって様々な癖や嗜好がある。
例えば、簡単な物でいえば朝はご飯派･パン派。温かい食べ物よりも冷たい食べ物が良いなど…中には人に理解されがたいこともあるだろう。
私自身もあまり人に理解されないことがある。それは、夏場はクーラー、冬場は外気で部屋を寒い状態にし暖かい布団に包まって寝ることだ。
妻以外の家族や友人からは全く持って同感を貰えないのだが、長いこと止められず今では当たり前の日課になってしまった。
魚釣りでも同様に人に理解され難いことがある。大型と思われる魚とのやり取りでは、もちろん取り込めた方が嬉しいという方が多いと思われるが、私は逆にバラした方がドキドキ感が止まらない。釣り友などには、可笑しいよ！と言われるのだが、どうしても極限まで竿を曲げて糸が切れるかどうかといった場面では切れた方が何故か嬉しい。魚や環境にとっては糸が切れることはよくないのだが…。バラすと同行者に怒られることが多いが、おかげで感覚的ではあるが自分が使用するタックルの限界を知ることが出来てバラシが減った。最近は1人で釣りに行く機会が減ってしまったので、中々あのドキドキを味わえないでいるのが難点だ。
また、釣り友の中には絡んだ仕掛けを解くのが大好き！と言う者もいる。あまりにも酷いお祭りになれば、イライラして切って捨てることが私は多いのだが、彼と釣りに行く時は全て任させている。口では面倒だと彼は言うが、やらせれば時合で入れ食い時となっても絡まった糸を楽しそうに解いている。
あなたの周りには、ちょっと変わった日課がある人や行為をする人はいないだろうか？釣りをしながらも、そういったことを観察していれば視野が広くなる可能性もある。視野が広くなれば、釣れない時にも新しい閃きや気付きが生まれることもある。観察力を鍛えて明日の釣果に繋げて頂きたい！




編集部S

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