コラムファイル

第126回
「趣味が仕事」
かつて、平成不況の真っ直中、17年勤務した会社を退職した私は、1年近く失業していた。
家族を抱え全く何も決まっていなかったにもかかわらず、「好きな事と結び付けたい」という意欲と「今の自分にならきっとやれる」という変な自信だけがあった。

小学生の頃、手作りの釣り竿を持って近くの川でハエ、ボラ、鮎を釣って遊んだ。それから20年後、初めての磯釣りで大物を釣ったその瞬間、思い出が一気に甦り再び釣りに夢中になった。
釣りが上手くなりたい一心で、釣り雑誌を読みあさったが、どこそこで釣れたという記事を見た時にはすでに遅く、なかなか良い結果が得られずにいた。その時に解ったことだが、いつもたくさん釣る人は、釣り方はもちろん、情報収集のネットワークを張り巡らしていて、信頼できるタイムリーな情報を基に釣行していた。
「新しい情報を欲しがっている人はたくさんいるはず」の思いから、この仕事をスター
トさせた。

趣味を仕事にしている人は多いが、成功している人には共通点があるような気がする。それは、人一倍こだわりを持ち、寝食を忘れるほど熱中し、なによりも仕事を楽しんでいるということだ。逆に、仕事の為の趣味となっては、その時点で本当の楽しさを感じられず仕事が行き詰まっていくのではないか。
私の場合、釣り情報を見る人にドキドキワクワクする気持ちが伝わらなければ、きっと飽きられてしまうだろう。ユーザーの要望を日々反映させ、活気溢れる情報発信を継続していきたい。

毎日、誰かの「生活の中の楽しみ」に関わる喜びをかみしめる日々である。





(編集部T)

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