コラムファイル

第110回
「臭いの正体」

釣りに行くのは楽しいが、魚やマキエなどの臭いが車に染み付き、悩まされている方も多いのではないだろうか。
こと家族持ちにいたっては、奥さんや子供さんから悪態を付かれることもあるだろう。
我が家も同様で、特に長男と妻が臭いには異常なほど敏感。
中々完全には取れないが、○ァブリーズやリ○ッシュなどの臭い取りスプレーが、手放すことの出来ない必需品となっている。

そんな私が、あるとき仕事中に外に出る用事があり、車に乗り込んだ。
んんっ?なにやら臭い!

何だろう?強烈な臭いだ!
しばらく釣りには行っていない。臭いの質もマキエや魚とは違うようだ。
この車は、ここ2-3日妻が使っており、私が乗るのは久しぶり。ゴミ箱に子供の食いかけでも捨てられているのだろうか?
恐る恐るゴミ箱を匂ってみるが、特に異常なし!

ん〜?

原因が思い浮かばない。
あまりの臭さに、窓を全開で走った。
幸いなことに、その日の日中は暖かかった。いや、むしろ暑く感じるほどだった。

その間に、ほぼ新鮮な空気と入れ替わり、幾分か臭いは和らいだ。
安心して用事を済まし、再び車に乗り込むと、なぜか更に臭いは倍増!
あれこれと考えを廻らすが、原因にたどり着かない。
臭いの正体を追求すべく車内を見回すと、後部座席足元に見覚えのある物体が!

そう、それは朝出してくるはずの生ゴミ…。

時間はすでに14時頃。生ゴミを出せる場所などあるはずもなく、外に出せばのら猫の餌食になってしまう。
車に乗せたまま仕事を続けるしかない!
もう一度繰り返すが、その日の日中は暑かった…。

当然帰宅時間には、車内はもはや、人間の耐え得る限界を超えていた!
日中とは打って変わって夜の厳しい寒さの中で、ウインドウ・フルオープン…。
途中で捨てて帰るわけにもいかず悪臭に耐え、そのまま家に持ち帰る。
「だからあんたに頼みたくないんだ!」と、妻になじられ謝る私…。

ゴミ出しをさせてくれ、と申し出た覚えはないのだが…。

(編集部K)

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